2019-07-22

無題

面白かったけれど物語として詰めの甘いところが2か所ある。そこが違和感に感じて視聴後に納得しきれない感じが残った。

最後のすがさんの役割と銃の役割の詰めが甘い。

銃は突然でてきて突然使われる。どういう意味を持つか劇中で全く説明されていないから銃の意味理解できない。

大人への抵抗象徴として表すならその威力を知るシーンがほしかった。劇中のテレビドラマで銃で撃たれるシーンをみてほだかがドキリとするとか、すがさんが銃を見つけてその恐ろしさをほだかに脅すとかがあれば銃の意味を感じられた。

最後にすがさんが待ち構えているシーンは何だろうと考えると愛する人を失って生きてる大人大人生き方を教える役割なんだろうな。

「苦しいがこうやって生きていける。今なら大丈夫だ。戻ろう」って諭す役割なのにすがさんがびびってる。混乱してる。導く役割なのに導けない。

直前に泣いたすがさんの涙は何だったのか。ひなさんと離れたほだかに自分を重ねたからじゃないのか。だからほだかのために最後でてきたのではないか。なのにほだかのためじゃなく自分の恐怖のために表れた。

冒険を乗り越えたほだかにしかからない救いの道にほだかを信じて送り出す」様子も分かりにくいし、薄い。

人間としてならあり得る。けれど物語としては最後のすがさんは腐っていた。

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