週末は日本ダービーだ。競馬関係者にとってダービーは特別なものと聞く。それはわからなくもない。
広告で見たり知識をつけたりしたライト層はダービーが一番すごいのでしょう?と思っているかもしれない。でも、競馬クラスタからは、ダービーが一番好きとはあまり聞かない。せいぜい風物詩どまりの存在。
といってもレースレーティングが上の、ジャパンカップや天皇賞秋、海外の凱旋門賞やドバイワールドカップが一番好き、というわけでもないらしい。
マニアックな競馬クラスタはどのレースが好きなのかいろいろな人に話を聞いてみて、だいたいの人が好意的だったのは中山大障害だった。全馬が無事飛越したとき自然に沸く拍手を思うと、なんかわかる気がした。
古参ほど有馬記念にこだわってる印象があるけど。 とはいえ「いちばん重要なレース」を聞けば、みんなダービーだと答えると思うぞ。
私はそんなにマニアックでないせいか、逆にどうしてダービーがそんなに偉いのかよく分からない。どんなに素晴らしい馬でも一生に一度しか出られないというところに価値があるんだ...
競馬は、能力の高い競走馬を選出するために行われていて、 そうやって能力を測るのに2400mのダービーが昔からいちばん重視されていたから。 短距離と長距離の中間でスピードとスタミ...