今まで自分の中に確固たる信念や考えがある人間こそ尊くて、そういう姿を目指すべきだと思っていた。
ただ、そのあり方を突き詰めると、自分の理解の外にある物を全て否定する、どうしようもない老害になってしまうのだと最近気が付いた。
理解出来ないもの、興味が持てないもの、それこそ新しい扉を開く鍵なのだ。世界観が更新されなくなった時、人の進化は終わる。
私はまだ若いのに、もう世界の拡張に対する意識が消えかかっていた。
このことに気づかせてくれた人物は尊敬こそ出来ないが、私の人生において多少の役割はあったのだと思う。
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