2019-01-05

友人から年賀状

それなりに大きくなり、しっかりした表情のお子さんが写っている。こんなに大きくなったか

住む場所も遠く、既婚で家庭のある友人と、独身自分は、日々の過ごし方も遠く、年賀状だけのやり取りになった。

自分が、一人の日々を持て余さないように、存分に遊んで悩んで生きている間に、友人は、子どもの成長に一喜一憂しながらしっかりと育ててきた。

劣等感を感じた時期もあったが、今はそれより、お互い遠くに来たなと思う。

人生で成し遂げたことの形は些細なもので、それよりも、生きる時間どのように豊かに味わったかを振り返りたい。自分には、友人の味わってきた時間は推測しかできないし、友人にとっても、自分のそれはわからない。

自分は寂しかった。寂しさに耐え、それを乗り越えて、人を探し、見つからず、寂しさに耐え、それを乗り越えて、生活の中に明るさを見つけ出す。結婚していないのは、持って生まれもの社会や誰かのせいだと思ったこともあったが、それよりも、数々の出会いの中で心を許せない頑なさがあった(もしかすると今も)。寂しくて豊かだった。

今はまだ難しいが、それぞれの、理解し合えない長い時間について、いつか話したい。

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