無理に誰かを憎悪したり、何らかの属性を差別する必要はありません。むしろ他者に誰かを差別する事を強要する方が問題です。
私は、差別感情がコントロールできないように、差別感情を持たないという状態もまた、コントロールできないものなのだと思います。だから、コントロールしようとしなくていいと思います。
他者への差別感情は「この属性を差別してやろう」と思って抱くものではないはずです。
「気持ち悪いものは気持ち悪いのだから仕方ない」なんて台詞を差別主義者からしばしば聞きますが、だったら無差別主義者の「気持ち悪いと思わないのも仕方ない」って言っていいんじゃないかなと個人的には思います。そしてこれは差別感情を抱く相手がいない普通の人についても言えることではないでしょうか。