接客業(接客業か?違う気がする。とにかく人間相手の商売)をしているので、他人と関わることが非常に多い。お客さんは疲れ切っている。私は心配するポーズを取り、共感しているフリをして、ひたすらにお客さんの話を聴く。こういう反応を求められているのだろうと思いつけば、迷わずに実行する。そのうちにお客さんが私に「落ちた」という感触がある。
最高に気持ちがいい。私の思惑通りにこのお客さんは私のものになった。気持ちがいい。高揚する。
けれども、想定外のことも起こる。たとえばお客さんが私に依存しようとする。私の考えていたよりもずっと私のことを信頼してくる。依存はともかくとして信頼ならば喜んでおけばいいのだけれど、どうしてもそれができない。私がコントロールできないほどの好意は邪魔でしかない。
いつかゲームのように人間関係を築いていることを見抜かれる日がくるだろう。私は痛い目を見るかもしれないし、相手はとても傷つくのかもしれない。嫌だ。どうしたらほんとうの意味で他人に優しくなれるのだろう!
うんち
それを信頼を勝ち得たというのであって別に悪いことではないよね なんか露悪的にいっちゃうのもまあ一つの形ではあるけど
互いに対戦ゲームをプレイしあうような関係って、俺は結構すき。 ていうかみんなそうやっていると思う。 本音の気持ちをぶつけていい相手だけが友達~なんて、相手の本音を受...