緩やかに変化を続けていて、気づいたら全く別のものに変わっているものが好きです。
例えば、TypeScriptの型システム。最初はシンプルな型推論と型指定だったはずなのに、最近は複雑な型の設計がメインの作業になりつつあります。
あるいはタプル的な要素を突っ込んだりしていて、当初のものとは明らかに違う構想が始まっています。
TypeScriptはバージョンアップのたびに変更を突っ込んできていて、しかもそれが追加機能というよりは機能の改善なので1つずつ追わないとつらいですね。
Reactとかもそんな気があり、エコシステムもまた変わりそうな気配があります。今回の変更もまた根本的ですし、改善案も攻めてます。
スポーツでも派手なフェイントは見栄えはいいですが、すぐにバレます。全身の位置関係を変えずに、等速で変化するのが一番だましやすいです。
人の成長とかも、かなり低速、等速なので、一緒にいると気づかれにくいですよね。
あとは思いつかないですけど、こうやって徐々に変化して見えないうちに置き去りにするという感覚が本当に好きです。
早すぎて見えないのも格好いいですが、遅すぎて見えないというのも同じように素敵だと思いませんか。