"生きがいについて――神谷美恵子コレクション" by 神谷美恵子 -
"精神的苦悩は他人に打明けることによって軽くなる。なぜであろうか。きいてくれる相手の理解や愛情にふれて、慰めや励ましをうけるということもあろう。しかし何よりも苦しみの感情を概念化し、ことばの形にして表出するということが、苦悩と自己との間に距離をつくるからではなかろうか。"
苦しいとき、死にたいときに増田に書き殴っていた。優しい言葉をかけてくれる人、暴言を吐いてくる人もいたが、ただただ書くだけでも、一時的にとても心が落ち着くことができた。
鬱との戦いは、時間を稼ぐ事が非常に重要だ。必ず治る。必ず治るから、諦めないで、辛くなったら、どうしても死にたくなったら、まずは増田になにか書いてほしい。本当に何でもいい。あなたの苦しみを、一度あなた自身から分離する事の取っ掛かりになると思う。