2018-10-10

anond:20181010000142

なるほど、正しいものに近づこうとする努力のもの価値があると。確かにこれまで人類はそうやって、火を使い、道具を作り、農耕をし、……と進歩してきたんですもんね。

あと付け加えて、同じ過ちを繰り返さないという意味において、現状追認大切なことのように思えます

しかし、あえて言うならば、いわゆる「専門家」と呼ばれる人々は、努力価値を見出す学問ならば、その努力を沢山しているということになりますが、その度合いはどうやって測るのですか? つまりは、ちゃんとした専門家と、トンデモ論を唱えている専門家はどのように差別化されるのかとか、または未熟な専門家(?)とはどのように判断されるのか、とかを知りたいです。多分、そこが分からいから、社会科学者が軽視されるのかなあ、と思うので。

記事への反応 -
  • 社会学に限らず人文科学・社会科学(いわゆる「文系」)が自然科学(いわゆる「理系」)と大きく立場を異にするのが、「社会現象に絶対的真理はない」ということ。 自然科学におい...

    • 『より多くの現実』を説明できる理論であるとみなされる、その判断基準はどこにあるんですか?

      • 横だけど、有名なのは天動説から地動説への転換。 観測データの集積によって、天動説では説明できなかったり説明にたくさんの仮定が必要になる現象があることが分かった。 そこで地...

        • あー、なるほど それは確かに納得感があります しかし、厳密な話をすると、その説が切り替わるタイミングはどのようにして決まるのかについて疑問が残ります。

          • 「切り替わるタイミング」は決まっているものではなく、社会情勢や社会通念の変化に依る、以上のことは多分言えないです。曖昧な言い方で申し訳ないが。 安全保障論(と言われても...

            • なるほど、正しいものに近づこうとする努力そのものに価値があると。確かにこれまで人類はそうやって、火を使い、道具を作り、農耕をし、……と進歩してきたんですもんね。 あと付...

          • 実際その疑問があるのでパラダイム論を言い出した科学哲学界隈では 「まあ科学史を見渡せばそういう解釈ができる現象もあるけど科学の営みのメインでは無いよね」 ぐらいの扱いにな...

            • 科学哲学界隈においては、どのような考え方が主流なのですか?

              • 大学を中心に科学者共同体みたいなものがあって、その人たちがジャーナルに仮説を投稿して共同体内で共有すれば、長い目で見れば間違いも正されるし知識が集積されて人類社会のた...

                • なるほど、正しそうなものを追い求めていったら、正しいものにちょっとずつ近づいていくだろう、みたいな感じですかね 今回の件では多分、その共同体自体がちょっとおかしいんじゃ...

                  • 今回の件ってのは査読システムの件かな? 査読がないと質の悪い仮説が溢れ、それに基づいた研究が行われたり反論に手間取ったりして科学の歩みが遅れるから良くないよ。 あと質の悪...

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