ここ最近女の子にご飯に誘われたり、男女数名のグループで焼肉に誘われたり、青春らしい高校生活になっているような気がする。それは嬉しくもあり、とても寂しい。
自分はもっとじめじめとしたスクールカーストの中の下にいるべき人間のはずなのに、上位の人間が、陽キャが、パリピがしそうなことをする流れになってしまっている。それは決して自分が望んだ人生ではないのだが、大きな流れには逆らえない。
もっとマジョリティに属したかった。爪を噛んで、斜に構えた目で学校に通いたかった。自分はジメジメしたところにいるべきなのに。
だったら断ればいいのだが、こんな機会は一生に一回かもしれないとか考えると行くべきなのかなと思って。悔しい。本当に恥ずべきなのは僕の弱い心、僕自身なのだ。