2018-09-11

「情けは人のためならず」「まず与えよ」的なメソッドの罠

成功者のありがたいお話起業の本なんかでよく見る教え。無償でも助けておけば後で自分も助けてもらえる的な。

かに一理あるんだけど、これ生存者バイアスなので力のある人同士じゃないと成り立たないから注意な。金も技術も人脈も持たない人を助けても、感謝はしてもらえるけどこちらに与えられるものを何も持ってない。そして残念なことに普通の人が人生出会ほとんどの人は、この「何も持たない人」に当てはまる。皆だいたいいい人なんだけどね…。そういう人ばかり助けても、やはりいつまで経っても何の見返りもない。

そして大抵の人は自分普通の人だから、見返りなしで与えてばかりだと自分資源が枯渇して詰んでいく。たまに無限のパワーみたいなのを持つ人がいて、そういう人なら成功するまで生き延びたりするが、凡人が心がけだけ真似するのは危険だ。親切は相手をよく見極めてからしよう。

  • なおリベラルは自分からは一切リソースを拠出せずに 「お前らもっと親切にしろ!無限に親切にしろ!情けは人のためならず!」 と主張しているもよう

  • 仕事でやってる、「いい人」みたいな。

  • いいたいことは分らんでもないけど人を選んでない人からでるオーラというか雰囲気で与えられるようになっていくんだよなぁ 神は見ているとでもいうべきなのか…

  • 見極めるのは、相手の能力じゃなくて、自身にどれくらいのコストを負担する能力があるかの見極めではないかな。 月収16万円の人間が、災害寄付に3万円を出すな、程度の。

  • 基本お人好しで、いろいろ痛い目を見て、こういうパターンのやつは助けても仕方がない、あるいは、関わっても仕方がないというのをマスターしていくもんだと思う。 成功者とか起業...

  • 与える人が必ず成功するわけではないが、 成功する人は必ず与えられる物を持っている。

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