2018-09-09

僕らのバ美肉は始まっていた。ずっとずっと前から

嘘だと思うなら、最寄りのSNSを起動してみて欲しい。

君がオタクなら、そこには無数の美少女アイコンが並んでいるだろう。

その美少女アイコン中の人は、何割がアイコンと同じく女性なのだろう。

逆に、美少年アイコンが並ぶ中で、その中の人の何割が少年だろう。

VRなんて生まれるよりもずっとずっと前、その頃から美少女の皮を纏ったオッサンインターネットにはずっと住んでいた。

彼女たちの呟きを読む時、その文はどんな声で我々に届いていただろう。

この世界でいつからバ美肉が始まったのかはもう誰にもわからない。

でもずっと前から始まっていたんだ。

分かりやすい形でそれが表層に出てきただけ。

茹で上がりきった鍋に打ち込まれた蛙が体の色が真っ赤になってからようやく、自分たちは引き返せない所まで来てしまったと気づいた。

それが今のバ美肉なんだ。

文字列だけで人が繋がり合う時代が終わり、誰もがアイコンアバターを纏いだした頃から、既に僕らはバ美肉だった。

バ美肉はずっとずっと昔から始まっていて、僕らはずっと前からバ美肉で、それはとても幸せなことだった。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん