部活帰りに駅までくっついて歩いたり
一緒に誕生日パーティーとかしたり
二人で真剣に文化祭の準備したり
合宿で、みんなで枕投げしたり
河原で花火をして騒いだり
カラオケに行ったり
楽しかった
あのとき、もう少し真剣なら、勇気があれば、付き合ってたかも
クラスでハブられて、糞みたいな冴えない俺は、部活で君に会えるのが楽しみだった
うまく話せない俺の話を、興味深そうに聞いてくれて、俺は嬉しかった
進路が決まったとき、君ともう会えなくなるのは、どこか諦めがついていたけど
君が自分のことのように喜んでくれたのは、よく覚えてる
楽しい思い出をくれてありがとう、優しい子だったよ、君は
夏の日が来るたびに、あの蒸し暑いアトリエを思い出すよ
意味もなく、君の隣に箱イス並べてデッサンしてた
俺はさ、あの日からずっと止まったままだよ
君はあの日のままだよ、俺の中で
だから、だめなのかもね
でも、思い出はこのままで、仕舞っておくよ
たとえ、君が俺のことをなんとも思ってなかったとしても、俺が楽しかったのは、本当だから
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