選択肢が多い時代だから、その分個人がやれる事ってのはとても多い。
どれもこれもやろうとすると、中途半端になるのは目に見えている。
例えば映画や読書に限って言うと、作品数というのは膨大で一生かかっても読みきれない。
勿論、これらは楽しみや情報収集のためにやるのが道理であって上記の考え方に至っている時点で本末転倒なのだが、とりあえず普通に人の能力を超えているということを言いたい。
読書や映画に限ってこうなのだから、世の中のやる事というのは何とも天文学的複雑さを帯びている。
生まれたからにはあれもこれも興味の赴くままにやりたいが、やはりトレードオフを常に意識しなければどれも端にも棒にも掛からぬ水準で終わる。
こんなことは誰だって分かることなのだが、誰だって分かることこそ常に意識し、自分に適用させることが難しいということを自分含め言っておきたい。