2018-05-19

よくまあ木造3階建ての重層長屋に住めるな

三階建て以上の共同住宅原則として「耐火建築物」にしなければなりません。建物構造や仕上げ材などが厳しく制限されますしかし、長屋特殊建築物にあたらないので、この規定対象外です。

東京都横浜市では火災とき避難をしやすくするために、共同住宅敷地のうち、1階の住宅の窓の先には数m幅の空地を設け、火災時などの避難路とすることを求めていますしかし、長屋はこの規定にも当てはまりません。

東京都建築安全条例により、共同住宅では各住戸の窓から敷地境界線まで一定距離空間(窓先空地)を設けなければなりません。

この窓先空地の規定により建ぺい率いっぱいの建物を建てることはできず、採光通風が確保されます

一方で長屋では、この窓先空地の対象外となります

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