私は当時勉強が得意だったので、スイスイ課題を終わらせていた。
どんどん進むと楽しくなるのだ。
だが、成績優秀だったために発展編という少し難易度の高い問題を多く含んだ課題を与えられるようになった。
これが辛かった。
頑張って考えても全く見当違いだったりで、これっぽっちも進まなくなった。
でも優等生扱いしてもらえてる自分が好きで子供ながらにプライドがあったため先生には言い出せなかった。何時間もかけて宿題をしていた。
結局半年で嫌になって親に泣いて頼んで辞めさせてもらった。
先生は悲しそうに「増田ちゃんは優秀だから、ついつい難しい問題を解いてほしくなった。ごめんね。」
と謝ってくれた。