私はそれを当たり前のように食べていた、特に野菜が好きというわけではなかったので、野菜の区別もつかないままなんとなく食べていた。
サラダや、キャぺツの千切りのような食卓のサブキャラ葉物野菜は全部「草」と呼んでいた。
一人暮らしをはじめてから自炊するようになった、はじめは肉とご飯ばっかり食べていた。
しばらくすると、今まで気にしたこともなかったニキビとかが出てきたので、野菜が足りてないんだなと思った、こうやって体の内側から異常がでるんだね。
それからは野菜を買うようになったのだが野菜って微妙に高い、自分でサラダを作ろうとすると微妙に面倒だと思った。
自分の自炊スキルは野菜のおかげですこし上がったような気がする、それと同時に母に感謝だなあと感じた。
最近は野菜の名前もちゃんと分かるようになったので、ただのサラダでもおいしく食べられるようになった。
みずから野菜を食べようとすることがそれまでなかったから、野菜に鈍感だったのだな、いまでは野菜の相場も分かるようになったし、葉物が高いな!とか。