「私は別に寂しくありませんよ。」とコタツに返されて、少し寂しかった。
なんで寂しくないの。夏の間、ずっと押入れにいて暇じゃないの。と聞くと
と、にべもない。
そのあと少し喧嘩みたいになった。
私が、「夏にコタツを出さないのは、つまりはコタツの中での固定観念なのだから、別に夏に出してもいいじゃん。私はその方が嬉しいよ。」
何かタブーに触れたのかもと思っだけど、私もムキになって喋らないでいた。
いくら温度を上げても暖まらないから、怒ってるんだな、と分かった。
私はコタツの電源を切って、そのまま寝た。
朝になって、昨日のことを謝ったら、コタツも
「私もムキになり過ぎました。」
と言ったので、仲直りした。
共同生活というのは、時々こういうことがあるから難しい。これからはコタツには夏のことは聞かないようにしようと思った。
そのあと朝食を食べながら色々話した。
私が、「そういえば何か欲しいものある?」
と聞いたら、コタツは少し恥ずかしそうに
「みかんを買ってきてほしいです。あれが乗ってると落ち着きます。」と言った。
じゃあ今日買ってくるね、と言ったら、コタツは「ありがとうございます。」と言った。
AIこたつあるあるだね
ちょっとハイトーンのSiriの声で再生されました。
anond:20180223123541
うちこたつ一年中出しっぱなしだけど。夏もクーラーで寒くなるから使う。