父「『たろう』ではどうでしょうか?」
役「逆に?」
父「そう、逆に」
役「ちょっと待ってください、検索しますので……た、ろ、う、っと……あー既に居ますね、昨日登録されたばかりのようです」
父「一歩遅かったか!」
母「好きな名前を付けられると思って、珍しい苗字の人と結婚したのに、全然意味なかったわ」
父「ちょ、おま、そんな理由で俺を選んだのか!」
母「それだけじゃないけど、大きな理由の一つよ」
役「えーっと、お話し中のところ申し訳ありませんが、次の方もお待ちなのでお早めにお願いします。それとも一旦お持ち帰りますか?」
母「でも、今日は自宅で検索して重複してなかったから、やってきたんです」
父「そうそう、『じゅげむじゅげむ……ちょーすけ』がまさかタッチの差で登録されるとは」
役「たまにあるんですよね、そういうことも」
母「なので、今、出来る限り早く決めたいです」
父「そーいや、家で話してた、あれ、あれまだ聞いてないだろ?」
母「『ぴかちゅう』でしたっけ?」
父「悪くない名前だと思うし、古い名前だからもう使ってる人居ないんじゃないか」
役「調べますか?」
父「お願いします」
役「えっと、ひ、まる、か、ち、ゆ、あ、小さいほうか、ゅ、う……と……。すみません、既に使われてますね」
父「それも、昨日登録されたとか?」
役「いえ、もう90歳を超えた方のようですよ」
父「予約ってできましたよね?」
母「え?」
役「えっと、予約待ちは入って居ませんね」
父「どうだろう? 空きができるまで、仮名にするっていうのは」
母「もう仕方ないかもしれないわね」
役「じゃあ、予約入れておきますね」
父「お願いします」
母「90歳かぁ、男性の平均寿命が150歳だから、あと60年もすれば名前が手に入るのね」
父「なに、60年なんてあっというまだよ」
せっかく戸籍で管理されてるんだから人名の被りもなくせばいいのに。 提出された役所でパソコン叩いたらすぐ判断できるだろ。
父「『たろう』ではどうでしょうか?」 役「逆に?」 父「そう、逆に」 役「ちょっと待ってください、検索しますので……た、ろ、う、っと……あー既に居ますね、昨日登録されたば...
anond:20180124112842 が、今更発掘されたんかと思ったら、タイトルまでは付けてなかったし全然違った(そんなに違って無い 要は誰でも思いつく設定だなーって anond:20211002203741
昔書いた増田 他人を巻き込みながら自分を卑下するな。時代を隔てて二人の傑物が存在したってことでいいだろ。 それぞれの知性はユニークだ。
優しいな。 多分読んでないし、ネタかなんかの実験か、本の影響とかで褒めるを実践してるんだろうけど。 みんなこういう考え方で生きれたらいいなて思った。
ネトゲとかで似たような名前を見かけると 「あー、似たような名前!」って妙な親近感が生まれる。 犯罪者が同性同名だったら困るけど そうじゃなければ良いことかな?って思う a...
殆ど同時に 同姓同名の出生届が 来たら回避できないわワン
SAOのときキリトさんが大量発生したことを思い出した