ヒロインの高木さんは、まるで我が子に向けるような優しいまなざしで微笑みながら西片君を翻弄し
西片君もまた、精通を迎える年頃であるにもかかわらず「ボクだって高木さんをからかってやるゾ!」と子供であろうとする。
それは10年ほど前に放映された『涼宮ハルヒの憂鬱』という別作品において
ヒロインのハルヒに対し恋愛感情を抱いているにもかかわらず「やれやれ・・・」というだけで何も行動せず
ハルヒが自分を振り回してくれるのを待っているだけのキョンと同質、かつ更に深刻な状況であるといえる。
そういった未成熟な願望は、誰しもが多かれ少なかれ抱いているものだとは思う。
思うがしかし、それは秘するべきではないだろうか?
なるほどね だからオタクに受けたのか