2017-12-02

自信満々に書いたジョークがすべった

これはもうスターがアホほど付くに違いないと思える冴えたジョークだった。投稿後読み返してニヤニヤしていた。でもスターは付かない。前後コメントにはちらほらスターが目立ってきた。記事は新着に載り、ホットエントリーにもなった。ブコメ欄は大盛り上がりだ。でも俺のにはぜーんぜんスターはつかない。俺のを表面だけパクったネタが出てきた。それにはスターがつく。いっこだけのスター。俺のにはそんなのもつかない。

投稿から1日が過ぎた。記事ホットエントリからは外れたもののまだまだ勢いがある。俺のブコメにはもはや何の勢いも感じられない。すべったのだ。俺のセンスとその時に集った奴らのセンスが違い過ぎたのだ。いいさ。負けを認めよう。でもいつかお前らにもこのジョーク面白さがわかる日が来るぞ!そう強がるくらいしかできなかった。

3週間が過ぎた。悔しいというより空しい。もうどうでもいい。そんなときひょっこり右上が赤くなっている。あのブコメスターが付いたのだ。でもあのブコメに対する俺の情熱はもうないのだ。うざい、それだけしか思わなかった。思い出させられて不快ですらあった。

半年が過ぎた。ふと以前思いついたジョークが何だったか気になってブコメ検索してみた。そこにはあのジョークがあった。スターがいっこだけついたジョーク。今となればスターへのこだわりも、思い出させるように付いたスターのうざさも、みんな良い思い出です。

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