自炊生活が長くなると、出来るだけ手間をかけずに目分量で無難な味に着地させる作業になりがちだなと思う。
何を作っても不味くはないけど、感動する美味しさでもない。
今日はなんとなく、レシピサイトに載っていた有名料亭の料理長さんが一般人向けにアレンジした煮物のレシピを作ってみた。
とても久しぶりに、計量カップと大さじを用意し、完璧な調味料の分量比で煮物に挑む。
なんだろう…
いつもと同じ調味料を使っているのに、やたら美味しいぞ。デパ地下のお惣菜コーナーでそこそこの値段がしそうなクオリティではないか。
自炊歴が長いので「何でも作れるぜ!」な気分になっていたけど、ちゃんとした料理とはいえなかったのかもしれない。
と、なんだかしみじみ。
料理で大事なのは甘味であるそうな 砂糖やみりんの分量は目分量よくないんだろうな