例えば
身長が2メートルのAさんと、身長が2メートル50cmのBさんが居るとする
しかし比較する時には、「AさんはBさんより身長が低い」となる
この時、常識と照らし合わせて「低い」と言ったのか、相対的に「低い」と言ったのか分からない
これは単に誤解するだけでも厄介だが
「彼女の料理は(母のより)不味い」なんて言えないだろう(そもそも不味いわけではない)
「美味しくない」すら言いづらいはずだ
じゃあどういうかと言えば、「母の料理のほうが美味しい」という方向性で言うしか無い
これは非常に不便なことだ
「今相対的な比較をしている」というのを、語を省略したとしても分かる状態で言葉が設計されていれば
もう少し言葉が楽になると思った