AKIRAを二時間にまとめるため真っ先に削ったのがストーリーらしい
AKIRAが描くのはストーリーではなくその一つの世界そして世界観だ
その結果不要な意味付けによって童話化せず写実的な一つの現実としてのAKIRAが完成した
AKIRAにあるのは現実としての凄みであり
言葉にして語るまでもない真実なのだ
現実に対して意味を与えるのはいつも我々だ
だから私たちはAKIRAから童話以上の意味を見出す
世界に意味を与えるのは私なのだ
AKIRAは物語じゃない世界なんだ
だから私はそこに一つの評価を与えることができない
ただ、凄いとしか言いようがない
映像作品の一つの完成形と言っても過言じゃないだろう
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