ちょうど食堂でカラオケ大会が行われていたのだが、GSが多かったのが気になった。
べつに高齢者は「ふるさと」を歌っていればよいのだと決めつけているわけではない。
ただ少し前までは、童謡が主で、まれに演歌という具合だったので存外不釣り合いに感じた。
これでは楽しくないだろうなと思ったが、祖母の気持ちなどとうの昔に分かりえなくなっているし
外の人間がとやかく言うことではないのだろう。
考えてみれば、100歳の人間と75歳の人間とでは四半世紀も年齢差があるわけで
高齢者をひとくくりにすると、そのなかの世代差ギャップはないがしろにされやすい。
これから先、男根の世代の入居者が増えてくると、祖母にとっては生きづらくなるのかもしれない。
祖母が「帰ってきたヨッパライ」を口ずさんでいたと言われて、ちょっとほっこりした。
天国よいとこ♪一度はおいで♪わゎ