2017-08-01

いつも二番目を話す癖があった

いつからそうなったのか分からないけど、一番好きなものより、二番目に好きなものを話す癖があった

どんな映画が好き?と聞かれて、一番好きなもの世間的に評判の良くないもので、更に好きになった理由陳腐だったりしたら、

貶されたりバカにされたくなくて、二番目で、ある程度有名で評判がよかったものを挙げてしまう。

大切で汚したくないものは、傷つかないようにしまっておこうと考えていたのだと思う。


でも相手はそれが一番だという認識を持って私と接するから、これが好きなんだよね、と覚えていてもらうとき、なんだかズレてちぐはぐになる。

その時好きと言った二番目にも、挙げなかった一番目にも、嘘をついていることになっていた。そういう小さなズレを見ないように人と付き合ってきた。


一番だろうが二番だろうが、好きだと言ったもの馬鹿にする人は、

自分に敬意を払ってくれない人なので、付き合っていく必要がないのだと、最近ようやく気付いた。


気付いたら、とりあえず一番を言ってみよう、と思った。

そうなんだ、と納得してくれる人もいる。やっぱり貶してくる人もいる。

でも本当に一番好きだったら、割とほかの人のことなんてどうでもよいのだと気づいた。

それが一番好きな事は、ゆるぎない事実であり、誰かにその価値を値踏みされるべきものでなく、

値踏みされたからといって、それを簡単に嫌いになんてなれないのだと気づいた。

一番好きなもの、一番欲しいものは、一番だと言わなければ大事にできないことに気付いた。


気付いて行動を変えてみた。

そうしたら全部のものが上手に回るようになった。

噛み合わなかった歯車が上手に回っていくようになった。

好きなことを好きなように選んだら、本当に好きなものがどんどん引き寄せられるようになった。

今まで出会った成功している人はみんな、自分が好きなものに正直な人たちだったように思う。


年齢的に気づくのが遅かった気がするけど、何かを始めるのに遅いなんてことはないと思う。

これから好きなことを一番好きにして生きようと思った。

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