他の人を見て探して見つけようとする、同じ風にすれば同じような状態になれるんじゃないかと、つまり"幸せ"に生きていけるのではないかと
幸せの感じ方は人それぞれで、その人にしか分からない、その人だけのやり方で達成されるもの
他人の芝が青い、でも実感はできない、青いと言われてるから青く見えるのだ。
経験がない人間はどのように一生を終えていくのだろうか、最後まで青く見えた芝を置い続けるのだろうか
それともどこかで自分だけのやり方を見つけるのだろうか
過去にとらわれていては前に進めないが、前に何も見えないなら、辿ってきた道を見ようとするのは当然のことだろう
そして何度も気付かされるのだ、自分にはない、他の人にはある、それがなかった
なにもない、それがあえて決定打になるような、逆に全てをひっくり返すような抜け道がきっとあるんだ、ゲームならそうじゃないか
そんな後ろ向きな前向きな道を信じてやってみた、うまくいった、自分をそう思い込ませていた、自分を騙し続けた
でも今は自分を騙し続けられない。この世界がどのようにして動いているのか分かるにつれて、自身を思い込ませられるほど自信がなくなったようだ
自分を騙そうとする一方で、最初からあからさまな嘘をついていると気付いてしまっている、ゲームはゲームで、現実は現実の中にしか存在しないということ
あなたが理系なら、バートランド・ラッセルの「幸福論」を一度読んでみることを勧める ウェブ上でも翻訳が見られたと記憶している