俺という字を漢字で書く機会があった。
その機会が何だったのかはだいぶ前のことなので忘れてしまったんだけど、その時「俺」という漢字を書けなかったんだよね。
一人称として用いるごくごく普通の漢字を書けなかったことにいたく恥ずかしい思いを抱いた事だけは今も覚えている。
でも今になってよくよく考えたら、「俺」なんて書けなくても良くない?と言うかあまり書く機会なくない?という思い、もとい逆ギレ的な気分が高まってきた。
プライベートで自分の事を「俺」と言うことはままあるとは言え、社会に出てしまったら口語は「私」ばかり。
文字で書くにしたって例えば履歴書や報告書類に「俺」とは書かないでしょう。
小説や漫画の登場人物が発する言葉として目にすることはあるけど、ブログやらSNSは「おれ」と入力すれば「俺」とPCが変換してくれる。