夫に何が不満があったのか、
全ての言動、挙動、初動の遅さなどにいらつき、衝動的に離婚をした。
息子を溺愛しているので、困らせようと思い、
息子はわたしが引き取るといったら、あっさりむこうは折れた。
夫が出ていったあとに残されたものは、
夫に似た6歳の息子だけだった。
息子は日ごとに夫に似てきた。
息子を大した理由もなく、叱りつけ、ご飯を食べさせないこともあったし、
無理やり嫌いなしいたけと鯖を食べさせたこともある。
友達と出会う可能性のある近所のスーパーへ買い物へ出かけたりもした。
泣くと叩き、靴は穴があくまで履き続けさせた。
激痛で息子が起きて、泣き叫ぶので剥がすことはできなかった。
もうすぐ息子が帰ってくるのが怖い。
そしてこの息子がわたしなのです。