日本アカデミー賞から一晩明けて、『シン・ゴジラ』が俳優賞以外をほぼ総ナメしていたことについてほとんど話題になっていないことが諸行無常を感じる。
ところで、
今回の日本アカデミー賞は、結構ネット上の評価及び集客を考慮に入れて選考を行っていたように思う。
『シン・ゴジラ』は言わずもがなだが、『この世界の片隅に』『きみの名は』のようなアニメ作品が最も話題になった事は
流石に無視できなかったらしく、主演女優の問題により闇に消すはずであった『この世界の片隅に』は最優秀アニメーション賞に選ばれ、
作品の出来はともかく『君の名は』が脚本賞や音楽賞に選ばれたことからもわかる。
これらの作品は何らかの賞を付けておかないと絶対に批判が起こるからだ。
これまでの日本アカデミー賞では類を見ない快挙であったと思う。
これからも、何かを訴えるような作品ばかりが選ばれるばかりでなく、これらのような娯楽作が選ばれるような賞であって欲しいと思う。
興行が重視される賞ならアカデミー賞最有力はララランドじゃ無かったし ムーンライトが作品賞とれるわけが無かった。 日本にも一応興行メインの賞があるのでそっちを盛り上げたらい...