そもそも裁判員制度は「司法の市民感覚離れ」が度を越しているという懸念から導入された。
いやこれ違うんだよ。制度を始める前から、最高裁の依頼で前田雅英教授ってのが市民にアンケート取って、裁判官の量刑と市民の感覚が大して変わらないことはもう分かってた。
それじゃあなんで導入したの?という話になるが、これはもう利権としか言いようがない。もともと刑事事件が戦後ずっと減少傾向で、裁判所における刑事部の存在感が日に日に減っていっていた。もちろん予算やポストも減らされる一方の中で、刑事部の裁判官や関連する官僚のポストを作るための窮余の策が裁判員裁判だった。
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