20XX年XX月XX日。その日も、いつもと変わらない普通の日だったと思う。
このように、増田は突然変異で生まれた説と、いや、徐々に増田は生まれていたのだという説がある。ここでは宇宙から増田がやってきた説は考えないこととする。
とはいえ、増田は、あまりにも唐突に私の世界にやってきた。
この増田はxevra。
この増田はNettouochi。
この増田はmasudamasurao。
私は世界中の増田にそんな風に名前をつけながら歩いた。
この世紀の大事件は、意外にものほほんとした形で展開している。
コンビニがCDショップになり
CDショップは花屋になり
花屋は歯医者になった。
一ヶ月もすると、あの事件のことを取り立てて考える人ももういない。
もしかすると増田は初めから存在していたんじゃないかというのが、今の私のおおかたの見解だ。
Permalink | 記事への反応(1) | 16:20
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