何でも話せる間柄の友達や家族であれば困ることはないけど、目上の人とかあまり仲のよくない人と話すときには、「相手は自分のことをどう思ってるんだろうか」「こう言っているけど本当はどういうことを考えているんだろうか」といろいろ考えてしまって言いたいことが言えなかったり、緊張してしまったりすることがよくある。余計なことばかり考えてしまうので、内容のない話でも精神をすりへらしてしまう。
大学生になって、自分の中で「何かに集中するモード」と「人とコミュニケーションをとるモード」を使い分けられるようになってからは、そこまで困ることはなくなった。
それでも、「人と話すこと」が、頭を使って考えないとうまくできないことには変わりないので、よくしゃべる人みたいに、呼吸をするように会話ができるわけではない。
「話すこと」だけに頭を使ってしまうので、話しながら何かを考えるとか、メモを分かりやすく書くとか、そういうことができない。
人前に立ってプレゼンをするときは話すことだけに頭を使ってしまっているので、レーザーポインタのどのボタンを押すとスライドが進むのかに使う頭がなくなってしまう。