考えをまとめるためにこっちに書く。
基本的に昔から思いやりのある優しい人間として通ってきたけど、私は本当に他人に対して優しくなれるのかと自問自答すると、その答えはNoだ。
自業自得のなれの果て。
そういったものの全てに、優しくなれる気がしない。そこで気付いた。私はそれらを人間扱いしていない、と。どこまでも冷淡になれる自分に気付いて愕然とするとともに、連れとの価値観の相違にも気付かされる。生まれ育った環境がいまの私を作ったのだとしたら?
全てに優しくなどなれない。連れと話していて、それは過酷な仕事で荒んだ心がそうさせる一種の職業病かもしれない、と思い当たった。多かれ少なかれ、同業者は皆似たような思いを抱えたことがあるはずだ。それを何重にも包み隠すのが教養?そもそもそれは隠すべきものなのか?分からなくなった。
それが分かるまで、人生の修養は続くのかもしれない。