父親の仕事柄、眼鏡の話を小さい頃から聞かされてメガネが好きだ。
だけど、これまであからさまにメガネの話をする人を見たことがない。
ビジネスな感じの場所でオフィスワークのバイトをしていても同じだ。
保育園の話で騒いでいる当事者にとってもメガネはツールなのだろう。
家のメガネがなくなって父が苦労していた時は、些細なことで自分は怒鳴られた。
父がメガネを他の人よりも持つようになってから、静かになった。
そして、千載一遇のチャンスが来ている。
小さい頃から患っている、どうにもならない持病もメガネではどうにもならなそうだ。
恐らく、容姿がマトモだったら自分もメガネはツールなのだろう。
ツールでどうにでも出来ないことが一番救いがない。
とりあえず自分は整形は出来るか調べるだった。