「画面の先には生身の人間がいる(ゆえにネットでの発言は気をつけよう)」っていうのを「正論」がある。
これって確かに「正論」だ。この言葉自体に間違いは無いと思う。
でも、この言葉を使う人って、「(自分と同じ)生身の人間」って感じの但し書きをつけてる気がするんだよな。
「他人は自分と同じ」という偏見に無自覚な人って、生身の実生活でも色んな人を苦しめてると思う。
画面の先の相手のことなんて考えても仕方ない。
どうせ全員違う。その違い方すら理解できないくらい違う人たちがいる。
違いを尊重する、とかじゃないもん。
せいぜい、「自分たちはお互いに違う考えを持っている」ことを確かめるくらいが精一杯じゃないか。
論争なんかだいたいの場合「なぜお前は合わせないのか」ですれ違い続けてるもんなあ。