声優はアニメ・ゲームの製作スタッフの一員であり、クリエイターである。
イラストレーターが絵を提供するように、声優は声(演技・声質)を作品の構成要素として提供する。
声が気に入ったために特定の個人のファンになることはありうる。
作品外で本人のキャラクター性をコンテンツとして楽しむこともありうる。岸田メルみたいな扱い。
でも外見はあまり気にしない。萌え絵をおっさんが描いていても気にしないように。
極論、おっさんがキンキン声で演技していても、ブヒれるならそれでよい。
「処女膜から声が出ていない」と言うと頭のおかしい人扱いされるが、シナリオライターに対して「童貞臭さが足りない」と言うのは、案外批評として成り立ちそうな気がする。
処女性が求められるキャラクターを創りあげるにあたって、処女性を感じさせる声を提供してもらいたいというのは、実は当然すぎる要求なのかもしれない。