家に出てきて家に出るのは小さかった。
人間の生首のような姿で、一つ目だったり怒った表情の二つ目だったり、嫌悪感を催す姿形だったことは覚えてる。
家の戸を勝手に開けてきて、襲ってきたりはしないもののただただ遠くから睨んできて嫌悪感が酷かった。
外にもいて外にいるのはとても大きかった。
メカメカしい?脚が先行者の脚みたいで他のパーツは脚と似た形状で、全体的に錆びていた気がする。顔は見れなかった。
姿形が全く別なのに同じ扱いになっていて理由が説明されていた気がするけれど覚えてない。
大きいほうには何回か連れが食われた。何人いても一人食べれば満足して去っていくようだ。死んだふりは効果あったのかな。怖かった。出会ったら為す術もないし、自分以外の誰かが喰われるのを祈るしかなかった。誰かが喰われたら喰われたで悲しくなるのだけど。
そういえば夢の中では並列した時間を生きていて、生首達がたくさんいる町で調査を進めるシーンと、メカに喰われる恐怖に怯えながら町からの脱出を図るシーンの旅行が交互にあった。
それと脱出を図るシーンでは知り合いが自分たちをつけていて、気付かれた際は潔白を証明しようとしていた。その後メカが来て連れが一人喰われた。
最後のほうはこんな感じだったけれど経緯を覚えてない。