2015-11-18

もがき苦しむサラリーマン:5

気になる女子大生と初めてデートをした。

デートといっても、2人でただただ飲んだだけだが。

近くで見ても、とてもかわいくてきれいな子だった。

私のようなおっさんが、こんな女子大生とサシで飲めるなんて夢のようだ。

きれいな女性居酒屋出会い、そして仲良くなり、

楽しく飲み歩きできる関係を、ずっと求めてきた。

その最初女性が、この女子大生だった。

私はあこがれていた。

美容師チャラリーマンがおしゃかわ女子と楽しそうに飲んでいるのを何度も見せつけられ、

その度に「私もきれいな女性と楽しく飲みたい」と願ってきた。

そして今回、やっと体験できたのである

ただ、何かが違った。

美容師チャラリーマンは「友達」として女性と楽しそうに飲んでいた。

私はどうだろうか?

二人で飲みたい、これからも仲良くし続けたい、と思うほどのきれいな女性を、

友達」ではなく、どうしても「恋愛対象」として見てしま自分がいた。

余裕がないのだ。

好みの女性しか話したり飲んだりしたくない、

そこまで思い入れのない女性とは、わざわざ一緒に食事を共にしたくない。

まり

好みの女性と食事>独りで食事>それ以外と食事

という優先順位ができあがってしまっていて、

「それ以外」の女性を受け入れる余裕がないことに気づいた。

私は、美容師チャラリーマンとは違う人種だった。

そしてもう後戻りはできない。

女子大生に恋をした。

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