2015-11-16

俺の人生が狂ったのはすべてハゲのせいだ。

留年だ。

大学四年生だがまだ無い内定だ。

理由はきっと俺がハゲいるからだろう。

面接中に面接官がチラチラと俺の頭を見るのがわかる。

ハゲている面接官は、すごく嬉しそうだ。

女性面接官は、少し嫌そうにする。

どっちもムカつく。

面接中にイライラする。

俺がハゲてなければ、面接中にイライラすることもない。

面接もうまくいくだろう。

俺のスペックからすれば、内定の2つや3つ余裕だ。

高校時代から毛が薄かったが、大学3年生になり一気にハゲが加速した。

俺の人生が狂ったのはハゲ出してからだ。

初めてできた彼女にもフラれた。

親も俺の体の心配ではなく、髪の毛の心配をしている。

ハゲからみんな冷たくなった。


なぜだろう。

こんな平和な世の中で髪の毛はいったい何を守っているのだろうか。

まれた時にはみんなほとんど毛が生えていない。

大人になるにつれ毛が生え、そして、いつの日にか毛がなくなる。何がしたいんだ。

不思議だ。



毛なんて生えなくていい。

どうでもいいや。

みんなハゲしまえ。

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