一例。
『右の義手も、左の人造の目を隠す様に伸びた前髪の下にかけている、一見ただの眼鏡にしか見えない処理端末装填済み縁なし眼鏡も異常なし。』
正しくは
右の義手も⇒異常なし
かけている⇒眼鏡
だが、この文章では
右の義手も⇒かけている
左の人造の目を⇒かけている
と読めてしまう(全体を読めばコンテクストを理解し把握できるが、読みづらい。thatが四回出てくる英文みたいです)
また
隠す様に⇒伸びた前髪
なのか
隠す様に⇒かけている
なのか分からない。
コレを直すと
『前髪は左の人造の目を隠す様に伸びている。その下に、一見ただの眼鏡にしか見えない処理端末装填済み縁なし眼鏡をかけている。右の義手にも、眼鏡にも異常なし。』
『前髪は左の人造の目を隠す様に伸びている。その下は一見ただの縁なし眼鏡だが処理端末装填済み。右の義手にも、眼鏡にも異常なし。』
また、小説なのでただ説明するのではなく、行動を通して説明してみます。(このあたりは好みかも)
『カーチャンスレィは風に乱れた髪を右の義手で押さえて直す。左の人造の目を隠した。縁なし眼鏡に表示された眼鏡自身のステータスと、接続された義手のステータスを確認。異常なし。』
こうすると眼鏡に情報処理端末が装填されていることが行動の中で明らかになる。
参考
かかる語と受ける語は近づける『http://www006.upp.so-net.ne.jp/inamoto/writing/kumitatekata/kakari_chikadukeru.html』