不平等なのがこの世界の常識だから。
考えてもみろ。
もし、だ。
美人がいても。
そいつが末期がんで今にも死にそうだとどうだ?
そのゴブリン女と入れ替わってくれと思うだろう、願うだろう。
人間、無いものを求める。
無いものが無い人間はいない。
必ず何かを欲しがる。
それが人が持っているものなら不満に思い、平等という言葉を呪う。
しかし、既に持っているものを欲しがる人間はいない。
つまり、何かを欲しがるのは当然であり、
不平等だと思うのも至極もっともな感情である。
だからこそ手に入れようとする、欲望が生まれる。
逆に不平等ではない、ということは欲しいものや欠けているものがない世界ということ。
そんな世界にはならない。
エネルギー保存の法則がある限り絶対無い。
虚構ならあり得るかもしれないが、現実世界では、無い。
俺は永遠の命が欲しかったし、
過去に帰りたかった。
しかし過去に帰った人間もいないし、永遠に生きる人間もいない。
もうどうでもよくなった。
本当にどうでもいい。
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