2015-08-28

高校英語リーディング授業

うちの学校では、長文読解の授業が「コミュニケーションリーディング」というタイトルで、文法解析をやらせる。

コミュニケーションというのは文法と仲良くしてねということなのだと赴任してから思うことにしている。

おかげで生徒は文法の問題集はよくできるんだけども、リーディング問題集やらせようとすると出来が悪い。

普通科だけでなく特進クラスにまで共通していた特徴だった。

確かに精読する力も必要だけど、それをリーディングクラスでやる必要はあるんだろうか。

要は文法解釈なんだから、それは文法のクラスにまかせて、リーディングクラスでは色々な英文に触れること、その内容理解問題を解くことのほうが重要のように思う。

リーディングクラスですべての文に文型を記入して文法の解釈だけを進めていくのは、とても実践的じゃないし、試験対策としても向かないやり方だと思う。

そんな不満を抱えているけど、講師のわたしではなにも変えることができないし、そもそも生徒は学校のやり方を盲信しているので新しいやり方を嫌うことが悔しい。

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