喋らない方が得をするという場面は多々あり、逆に喋れば喋るほどに攻撃の矛先を作ってしまうことも多い
自分は後者のタイプだったが攻撃されることに疲れてしまい、ある時から黙ることにした
それは案外功を奏して、生きやすくなった
矢面に立った挙句にいわれのない責任を押し付けられたあの時とは大違いだ
意見をハッキリ言わない・立場を表明しない・判断を保留にするというのはとても楽な生き方であり態度だ
いわゆる大人のふるまいというやつなのだろう
そう理解したはずだったが、最近になって自分はまた喋るようになってしまった
皆が黙ってしまっては何一つ解決に向かわない、ということに気づいたからだ
とはいえこの行動は生きやすくもなく得もしない、鳴いた雉よろしく攻撃されボロボロになった
だけどとりあえず気分はスッキリしている
いまだに何が正解かは分からないでいる