グループ内のコミュニケーションの基本中の基本として、メンバーに対しできるだけ公平に注意を払うというのがある。
言い換えるなら、特定の誰かにフォーカスし、その他の人に対するリアクションを疎かにしてはいけないということだ。
「贔屓する奴は嫌われる」と言ってもいい。
これは男よりも女のほうが気にするもので、実際男でこれに無頓着な奴は時折見かける。ちなみに男でフォーカスの相手が女だった場合、それは「童貞臭い」と言われたりする。
しかしごくごくたまに、いい年した女でこれが壊滅的に出来ず、トラブルを起こす人がいるので驚いてしまう。
人間同士の相性もあるので、気になる相手がいるのは別に構わないが、気がつけばその相手の反応にだけやたら活発になり、その他の人のアクションに興味を示さなかったり、注意が回らなくなって最終的に誰かを怒らせるとか、迂闊過ぎにも程があるだろう。
恐らく女に生まれた場合、そういう社会性を否応なく身に付けさせられる中高時代とか、いったいこういう人は何を学んで過ごしたのだろう。