2015-07-04

気づかない人

今、10歳以上年が離れた45歳の人と一緒に仕事をしている。おっさんは営業で、俺は専門職

おっさんはとりあえず、仕事ができない。

得意先との交渉もできないし、しゃべれないし、次に何をするべきか全くわからない。

常に誰かに言われたことをやるだけで、自分の頭で考えて物事を進めようとしない。

最後首がしまるのは俺なので、俺はおっさんに「次あれをしろ、これをしろ」と指示をする。

おっさんがやってるのは、俺から送られたメールコピペして、得意先に送るだけだ。

寝かされないぶん、ボットのほうがまだましなのだが。

そんなおっさんは、自分仕事ができないということに気づいていないらしい。

しろ仕事ができると思っているふしがある。「おれはチームの中で一番仕事が早い」と言っているし、

よく他のスタッフをあげつらって「あいつは本当に仕事ができない」と批判しているのを聞く。

早いどころか、とてつもなくトロいので、得意先からも俺からも怒鳴られるんだが、

どうも、怒りの矛先が自分に向っていると全く気付いていない。「得意先が俺さんのことすごく怒ってますよ」と言う。

たぶん、こういう「気づかない」人って世の中にたくさんいて、種類が2つあると思う。

「人から指摘されたら気づく人」と「人から指摘されても気づかない人」。

前者は教え諭せば何とかなるから救いがある。

ただ、おっさんみたいな後者はどうすればいいのだろう。

気づかないから、成長しない。

成長しないから、同じポカを繰り返す。

もう限界だ。

そもそもそんな人が営業をやっている時点でうちの会社ダメだと思いつつ、

とりあえず毎日、どうやっておっさんを動かすことができるのだろうと考えている。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん