ある日、右手から無限に唐揚げを出す能力に目覚めた増田。
食べてみると、かなりおいしい。
周囲の薦めもあり、脱サラして唐揚げ屋を開く。
テレビでビックリ人間として取り上げられたこともあり、店は連日超満員。
ある日、噂を聞きつけた国際連合難民高等弁務官事務所の職員が店を訪れた。
増田の能力を飢えに苦しむ難民のために役立てて欲しいと言う。
自分の力が人の役に立つなら、と快く引き受ける増田。
増田の唐揚げは難民達の栄養源になり、難民達は飢えから解放された。
唐揚げを求めて増田の元に続々と押し寄せる難民達。
いつしかその数は10万を超え、小さな街を形成するに至った。
飢える心配の無くなった難民達は自分達の国を建国することを思い至る。
各地に散らばる難民達は、増田の唐揚げを求めて集結しつつあり、その数は100万に登った。
それを快く思わない周辺諸国は、難民達に現人神として崇められつつある増田の暗殺を計画していた。
今、右手から無限に唐揚げが出てくる能力を巡って、壮絶な戦いが幕を上げる。
世界の命運は唐揚げに託された!
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