「政権批判の自粛、社会に広がっている」1200人声明:朝日新聞デジタル
この声明に賛同するにあたって職業的な言論人、報道人、表現者とそれ以外の一般の人とを分ける分けないで一悶着あったようです。
「分けるべき」と主張した名前転記作業の責任者ジャーナリストの今井一さんが、その理由を説明されました。
「声明」賛同についての二つの疑問に答えます | [国民投票/住民投票]情報室 ホームページ
その中で気になる記述が。
今回、私宛に知人・友人の報道関係者が、前述のことを理由として明記し、名を連ねるのは「数日考えさせてほしい」とか「諸般の事情で難しい」とか「スタッフに給料を払えなくなるから無理」とメールしてきました。これが現実なのです。
だから、覚悟を決めて「声明・宣言」に名を連ねる職業的な言論人、報道人、表現者と、こうした職業的表現者の抵抗の動きを支持し応援する人に「賛同」署名は分けるべきだと考えたのです。
「表現の自由」が侵されそうになったら、それを守るために立ち上がるのは、ジャーナリストにとって呼吸をするように自然な行為だと思ってました。
「表現の自由」があるからジャーナリストは活動できるし、そこから収入を得ることもできる。それが侵されそうになったら考えるより先に立ち上がる人たちがジャーナリストなんだろうと。