俺の重要な仕事の一つにパンツ柄チェックというのがある。
まだ誰にも任せる予定のないトップシークレット業務である。
パンツの柄を素早く正確に安全にチェックするには熟練の技が必要だ。
創業当時から継ぎ足し継ぎ足してきたビッグデータがあり、今ではチェックしなくても大体の柄が出勤前に予想できるようになった。
だがしかし、両思い中の40半ばのシングルマミーはこのビッグデータを覆した。
今までのデータではシングルマミーの今日のパンツはピンクのヒラヒラのはずなのだが、なんとしましまの紫おパンツだった。
パンツに透けないようにガードルでガードしているが俺には全てまるっとお見通しだ。
しまむらの280円おパンツワゴンには到底並ばないようなシルクでツルツルテカテカお高そうなおパンツだ。
昇給したらすぐこれだからな。
仕事とはいえおパンツ代も馬鹿にならんな。
悪いね。
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