「本当に勉強をしていいのだろうか」ということだった。
普段は習慣的にテレビを見たり、ゲームをしたりネットしたりしている。
それで今までなんとなく生きてこれたのである。
しかし、その習慣を破って、テレビも見ず、ゲームもせず、ネットもせず
机に向かって勉強をしようとする。
これは、今までの習慣を破る行為だからなのかもしれない。未知の世界に踏み込むような怖さがそこにあった。
だから、僕は予め勉強する時間を決めて、それ以上はやらないという方法を取った。
2時間3時間勉強しても全く何の支障もないことをあらかじめ確認して、それから勉強した。
今考えると、勉強して何か支障なんてでるはずないが、それでも凄くこわかったのだ。
あれからもう5年以上たつが、勉強が習慣化してからは、むしろ怠けて勉強をしないことが怖くてたまらないようになった。